【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-2

     
     
    解説の追記です。 遅くなりました~。 ^^;

    【1】~【7】は、住宅ローンの借入額(1000万円~4000万円) ・ 借入期間(10年~40年) ・ 金利(1.5%~5.0%)を変数として総返済額を計算し、一覧表にしたものです。 計算簡略化のため、全期間固定金利 ・ 元利均等返済方式 ・ ボーナス加算返済なしとしました。

    借入額と借入期間の関係は、100万円増えるごとに1年長くしてあります。 1000万円なら10年、2000万円なら20年、3000万円なら30年ですね。 そこそこ現実的な値かと思います。 

    総返済/元本は、総返済額が元本の何倍になるかを示した値です。 この倍率が大きいほど利息の支払いが多い、ということです。 当然、金利が高くなれば倍率も高くなります。 また下表から、借入額が大きく借入期間が長くなるほど倍率が高くなることもお分かり頂けるでしょう。 「借金(住宅ローン)は、少なく借りて早く返すべし」のといわれるのは、このためです。

    参考のため月返済額も記してありますが、月返済額の差はそれほど大きくないため、利息の影響を軽視しがちです。 月返済額ではなく、利息も含めた総返済額で考えるクセをつけてくださいね。 

    なお、シミュレーションには、CASIOが提供している「高精度計算サイト keisan」のローン返済(毎月払い)を使いました。 このサイトの利点は、操作がシンプルなので条件を変えた比較が行いやすい点と、月々の返済額が初回から最終回まで一覧表示される点です。 また、複数回の繰上げ返済のシミュレーションに対応している点も評価できます。

    ■関連記事 ⇒ 【入居編】元金均等住宅ローンの繰上げ返済シミュレーション計算

    ■関連記事 ⇒ 【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-まとめ
               【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-1
               【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-2
               【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-3
               【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-1
               【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-2


    住宅ローン金利と総返済額の関係一覧表2
    住宅ローン金利と総返済額の関係一覧表3
    住宅ローン金利と総返済額の関係一覧表4



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    【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-1

     
    しつこく住宅ローンネタです。(笑)  インフレと住宅ローンの関係について3回に分けて考察し、「インフレバイアスがある状況で変動金利で借りるのは、博打に近い」というお話をしました。

    ■関連記事 ⇒ 【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-まとめ
               【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-1
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               【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-2


    では実際にインフレが起こって金利が上昇した場合、総返済額がいくらに増えるか計算してみます。 借入額と借入期間は、【1】2000万円・20年 と【2】3000万円・30年の2パターンです。 借入金利は、全期間固定金利で1.5% ~ 5.0%の0.5%刻みとしています。【*】  ちなみに、この記事を書いている時点(2013年1月)では、全期間固定金利は2.0%前後ですね。

    【*】 2013.01.15 追記
    1000万円・10年 ~ 4000万円・40年の一覧表は、こちらで公開しています。 あわせてご活用ください。  ⇒  【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-2


    シミュレーションには、CASIOが提供している「高精度計算サイト keisan」のローン返済(毎月払い)を使いました。 このサイトの利点は、操作がシンプルなので条件を変えた比較が行いやすい点と、月々の返済額が初回から最終回まで一覧表示される点です。 また、複数回の繰上げ返済のシミュレーションに対応している点も評価できます。

    ■関連記事 ⇒ 【入居編】元金均等住宅ローンの繰上げ返済シミュレーション計算

    ■参照サイト ⇒ お金の計算・ローン計算         高精度計算サイト keisan
               フラット35ローンシミュレーション    住宅金融支援機構
               資金プランしっかりシミュレーション      知るぽると


    住宅ローン金利と総返済額の関係一覧表1


    たとえば、金利が 2.0% ⇒ 3.0% (+1.0%) に上昇すると・・・

    【1】 2000万円 ・ 20年 では・・・
         月返済額は 10.1万円 ⇒ 11.0万円 (+0.9万円) に上昇
         総返済額は 2428万円 ⇒ 2662万円 (+234万円) に上昇
         総返済/元本の倍率は 1.21倍 ⇒ 1.33倍 に上昇

    【2】 3000万円 ・ 30年 では・・・ 
         月返済額は 11.0万円 ⇒ 12.6万円 (+1.6万円) に上昇
         総返済額は 3991万円 ⇒ 4553万円 (+562万円) に上昇
         総返済/元本の倍率は 1.33倍 ⇒ 1.52倍 に上昇

    当然、借入額が大きく借入期間の長い【2】の方が、金利上昇の影響を強く受けます。 参考のため月返済額も記してありますが、月返済額の上昇はわずかであるため影響を軽視しがちです。 月返済額ではなく、利息も含めた総返済額で考えるクセをつけてくださいね。


    将来の固定金利(長期金利に連動)と変動金利(短期金利に連動)の動向予測は困難です。 ですが、これほどの低金利で借り入れできるのはおそらく、今が最後のチャンスではないかと思います。 
    あくまでシロウトの予想ですので、外れても怒らないでくださいね(笑)

    インフレによる金利上昇懸念に加え、消費税の増税も予定されていますし、住宅取得を考えていらっしゃる方は、早めにアクションを起こされる方がよいかもしれません。 ただし、誰でもというわけではなく、「自己資金(頭金)が十分にある方は」ですよ。

    繰り返しますが、インフレバイアスがあるときは固定金利で借りるのがセオリーです。 変動金利で借りる怖さについては、前回記事(インフレと住宅ローンの関係-3)をご参照くださいね。

    ■関連記事 ⇒ 【マメ知識】住宅ローン金利と日本国債の関係
               【マメ知識】家を建てる前に読んでほしい本(住宅ローンの正しい選び方・返し方)
               【マメ知識】変動金利型住宅ローンのリスク

    ■参照サイト ⇒ 「変動型」に傾斜する住宅ローン、反転リスクに警戒感も    ロイター
               金利が1%未満の「変動金利型ローン」の落とし穴    ダイヤモンドオンライン
               今までの住宅ローン金利推移から見えること     All About
               短期固定で借りると危ないって本当? 金利上昇期の住宅ローン選び  〃
               インフレ対応 住宅ローンは固定金利へ、繰上げ返済も有効   マイベストプロ
               インフレに備えて住宅購入は正しいか?   HOME'S
               日銀のインフレ目標1%で住宅ローンはどうなる?  家づくりコンサルタントの雑記帳
               総選挙の結果から見る、今後の住宅ローンの金利動向は?  〃
               アベノミクスで金利は「短低長上」になる?    日経マネー

    さて、長期金利(新発10年国債の利回り)は、現在どう推移しているでしょうか? 2012/12/06に底値(0.685%)を付けてから上昇傾向にあるようですね。 といっても、2013/01/08で0.820%ですから、依然として底値圏にあるのは変わりませんが。 

    ■参照サイト ⇒ 長期金利推移グラフ(過去1カ月・1年・10年)    日本相互証券株式会社
               新発10年国債の利回り(1990年~)    ゴールデンチャート


    余談ですが・・・ 

    全期間固定金利の代表格といえばフラット35ですよね。 フラット35の場合、借入期間が20年以下と21年以上で適用金利が異なります。 2012年12月の平均金利は、20年以下は1.8%程度、21年以上は2.0%程度で、やはりこちらも底値圏です。 

    ■参照サイト ⇒ フラット35 金利グラフ (21年以上・全体)    デザイン工房雅
                住宅関連金利の推移     イー・ローン

    フラット35で借入期間が20年以下のものは「フラット20」とも呼ばれます。 フラット20の登場は2007年10月で、けもやが借りた2005年8月にはまだありませんでした。 けもや家の借入期間は20年以下なので、もし当時フラット20あれば、0.2%ほど低い金利で借り入れできていたことになり、総返済額が約40万円少なくなっていた計算です。。。

    「たられば」を言い出したらきりがないですが、もし、けもや家の借入当時の金利が2012年12月の平均金利1.8%であったならば、総返済額が約160万円少なくなっていた計算です。。。 今建ててらっしゃる方がうらやましい~。   

    なお、固定金利ではなく変動金利で借りていれば、ここ数年の金利低下の恩恵を自動的に受けれられたことでしょう。 ですが、変動金利で借りておけばよかったとは思いません。 固定金利分のプラスアルファの利息は「金利上昇に備える保険料 = 安心料」ということで割り切ります。

    ちなみに、現在の低金利の恩恵を受けるべく、借り換え手続きを行っている最中です。 けもや家の住宅ローン借り換え(フラット35、2.6% ⇒ 10年固定、1.3%)については、完了次第記事にしますね。

    ■関連記事 ⇒ 【入居編】フラット35住宅ローンの借り換えを検討
               【入居編】元金均等住宅ローンの繰上げ返済シミュレーション計算


    さらに余談ですが・・・ 

    ハウスメーカーによっては、住宅ローンのシミュレーションを行ってくれるところがあるかもしれません。 その際の試算条件は、ハウスメーカーや営業マンが信用・信頼に値するかどうかの判断材料になります。 もし、「頭金ゼロ・全額変動金利で借入、月返済額のみ記載」の計算結果を出してくるようであれば、信用・信頼に値しないと断言できるでしょう。

    また、「変動が上がってきたら、固定に借り換えればいい」と安易な借り換え提案をしてくる場合も、信用・信頼に値しないとしてよいでしょう。 その理由については、前回記事(インフレと住宅ローンの関係-3)をご参照くださいね。  まさかとは思いますが、住友不動産さん、こんなセールストークしてないですよね?

    ■参照サイト ⇒ 「頭金ゼロ」「家賃並みの返済額」セールストークにだまされるな!  ダイヤモンドオンライン




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    【レビュー】JINS・PC(ハイコントラスト)とアリアーテ(アースブラウン)を比較

     
    JINSのJINS PC (ハイコントラストレンズ・度なし)を使い始めてから、1か月ほどが経ちました。 

    パソコン作業をするたびに悩まされていた頭痛から、ほぼ解放されましたよ! 

    眼精疲労の方はゼロにはなりませんが、裸眼やアリアーテ(染色カラーレンズ・度あり)と比べれば、雲泥の差です。

    パソコンの使用時間が長い方ほど、効果を実感しやすいと思います。 迷っているなら買いですよ!!!


    以下、JINS PC (ハイコントラストレンズ・度なし)とアリアーテ(染色カラーレンズ・度あり)の色比較です。

    ■関連記事 ⇒ 【レビュー】JINS・PC ディスプレイ専用メガネ(ハイコントラスト・度なし)を購入
    JINS・PCとアリアーテの比較1

    JINS・PCとアリアーテの比較2

    1枚目写真は上から 【アリアーテ・アースブラウン色・35%・度あり】 【JINS-PC・ハイコントラストレンズ・度なし】 【アリアーテ・アーバンアメシスト色・15%・度あり】 です。 

    ハイコントラストレンズの色は「薄いオレンジブラウン」です。 色味は、手持ちのアリアーテ(染色カラーレンズ・度あり)のアースブラウン色と似ています。 色の濃さは、手持ちのもの(35%)ほどではないので、10~15%相当でしょうか。

    ブルーライトのカット率が高いのはハイコントラストレンズの方ですが、レンズに色が入っているのがはっきりと分かるので、気になる方は「クリアレンズ」にされる方がよいかと思います。 

    写真の見え方はディスプレー環境によって異なります。 また、着用時の色味も、使用者の肌色によるかもしれません。 ご了承くださいませ。

    なお、アリアーテを使っているメガネはどちらも、楽天市場の眼鏡屋で作りました。 アースブラウンの方はドリームコンタクト、アーバンアメシストの方はアイベリーです。 レンズ単品のレビューはそれぞれ、アリアーテ・アースブラウン色・35%・度ありと、アリアーテ・アーバンアメシスト色・15%・度ありです。

    また、アリアーテ(染色カラーレンズ・度あり)のアースブラウン色の方は、以下の記事でもレビューしています。 あわせてご参照ください。 ^v^

    ■関連記事 ⇒ 【レビュー】ネットで度付きサングラス(色付き眼鏡)を購入


    JINS PC のフレームの使用感は・・・

    「軽さと掛け心地にこだわりました」とあるように、手持ちのメガネ(25g前後)と比べてJINS PC は軽い(16g)です。 10gほどの差ですが、掛けると分かりますよ。

    一般的にセルフレームの鼻パットはフレーム一体型が多く、クリングス型と比べると低いため、目とレンズが近くなりすぎる(まつ毛が当たる)場合があります。 シールタイプの鼻パットで調節する方法もありますが、見た目がイマイチ、夏場はシールがずれやすい、などの難点があります。

    JINS PC もフレーム一体型ですが、独特の形状の鼻パットは高さがあるため、その不具合が低減・解消されています。 商品説明や画像では特に触れられていませんが、これもアピールポイントになるでしょう。


    【16色】JINS(ジンズ)【JINS PC スクエア クリアレンズ】PC(ディスプレイ)専用メガネ (度...

    JINS PC スクエア クリアレンズ(度なし)
    価格:3,990円(税込、送料別)

    【8色】JINS(ジンズ)【JINS PC オーバル クリアレンズ】PC(ディスプレイ)専用メガネ (度...

    JINS PC オーバル クリアレンズ(度なし)
    価格:3,990円(税込、送料別)



    JINS PCのパッケージタイプには、フレームはスクエア形とオーバル形の2種類、レンズはハイコントラスト(薄ブラウン)とクリアの2種類があります。 ほかに、ハイコントラストの方には、ウエリントン形メタルのスクエア形オーバル形のキッズサイズもあります。

    度ありレンズの通販はJINSの楽天市場店では扱っておらず、JINSの直営サイトのみとなっています。 JINS PCのラインナップは、こちらのページの一覧表が見やすいですよ。



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    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-3

     
    自分でコントロールできること・できないこと前回の記事では、「自分でコントロールできること・できないこと」があり、「コントロールできないことは厳しい方に想定しておく」方が無難ではないか、というお話をしました。

    将来の景気・金融・財政の動向は、「自分でコントロールできないこと」の最たる例でしょう。

    ■関連記事 ⇒ 
    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-まとめ
    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-1
    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-2
    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-3

    ■右図の出典 ⇒ ダイヤモンドオンライン
    史上最低金利が将来の悲劇に!? 住宅ローンの借りすぎは、家計に「時限爆弾」を仕込むのと同じ!


    さて、やっと本題(笑)の「インフレと住宅ローンの関係」の話ですが・・・

    結論を先にいいますと「インフレバイアスがある状況で変動金利で借りるのは、博打に近い」とけもやは考えます。 その理由は・・・

    インフレは通常、金利(長期金利・短期金利)の上昇を伴います。 まず長期金利が上がり、数か月~数年遅れて短期金利が上がるので、住宅ローン金利も含めた上昇順は、「長期金利 ⇒ 住宅ローン・固定金利 ⇒ 短期金利 ⇒ 住宅ローン・変動金利」と予想されます。 
       
       変動金利  ←  短期金利 (短期プライムレート ・ 政策金利) に連動
       固定金利  ←  長期金利 (10年物国債利回り) に連動

    ■関連記事 ⇒ 【マメ知識】住宅ローン金利と日本国債の関係

    ■参照サイト ⇒ 金利が1%未満の「変動金利型ローン」の落とし穴    ダイヤモンドオンライン
               アベノミクスで金利は「短低長上」になる?    日経マネー


    従って、「変動金利が上がる頃には、固定金利はとっくに上がっている」ことになります。 「変動が上がってきたら、固定に借り換えればいい」というのは、妄言に近いことがお分かりいただけるでしょう。

    また、「金利が上がる = 融資の条件が厳しくなる」ということです。 給与が上がりにくいこのご時世、悪くするとリストラにあっている可能性だってゼロではありません。 子どもがいれば、大きくなるにつれて教育費の負担も重くなっているでしょう。 いざ借り換えしようと思った時、はたして家計に余裕があるでしょうか?

    さらに、担保となる建物は経年で担保価値が低下していきます。 土地は下がるとは限りませんが、良くて横ばい、上昇する見込みは低いかもしれません。 なお、「インフレ対策には実物資産の不動産」というのも、日本の人口動態と不動産市場を考えれば、当てはまらないように思います。
    あくまでシロウトの予想ですので、外れても怒らないでくださいね(笑)

    ■参照サイト ⇒ 都市部でも深刻「空き家問題」 税制に原因も    日本経済新聞
               持ち家あっても安心できない どうする老後の住まい   日本経済新聞

    加えて、借り手の健康問題もあります。 通常、住宅ローンの借り換え条件の一つに、団体信用生命保険への加入があります。 5年・10年先、心身ともに健康だという確証はあるでしょうか?  

    話はそれますが・・・ 安易な借り換え提案をしてくるハウスメーカー・営業マンは、信用・信頼に値しないと断言してよいでしょう。 信用・信頼は、大切な家づくりの要素ですよ。 
    まさかとは思いますが、住友不動産さん、こんなセールストークしてないですよね???

    ■関連記事 ⇒ 【こぼれ話】家づくりにおける「安全と安心」「信用と信頼」-3

    ■参照サイト ⇒ 「頭金ゼロ」「家賃並みの返済額」セールストークにだまされるな!  ダイヤモンドオンライン


    補足と追記 (2013.01.05)

    金利は基本的に 「短期金利 < 長期金利」 の関係がありますが・・・ ここで論じているのは、同時点での金利の比較ではなく、将来の短期金利と現在の長期金利、すなわち、将来の変動金利と現在の固定金利を比較する場合です。 数字は適当ですが、以下のようなイメージ。

    【現在】  変動金利(金利優遇あり): 1.0%、 固定金利(20年超): 2.5%
    【将来】  変動金利(金利優遇あり): 3.0%、 固定金利(20年超): 5.0%

    ■参照サイト ⇒ 民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)    フラット35
                住宅関連金利の推移     イー・ローン
                住宅ローン 金利水準推移     三井住友銀行
                今までの住宅ローン金利推移から見えること     All About
                短期固定で借りると危ないって本当? 金利上昇期の住宅ローン選び  〃

    「将来の変動金利 > 現在の固定金利」 とならないまでも、変動金利が上昇すれば必ず総返済額も上がります。 変動金利の場合、金利の見直しは半年毎に行われますが、毎月返済額の見直しは5年に一度で、変更後の返済額も従前の1.25倍を超えないよう配慮があります。 しかし、この一見親切なルールが曲者で、その間に未払い利息が積み上がることになります。

    住宅ローンには多種多様あり、万人に当てはまる例を挙げて説明することが困難です。 従って、「インフレ時に変動金利で借りると必ず損をする」と言い切ることはできませんが・・・ 「変動金利が上昇すれば必ず総返済額も上がる」ことは確実。 「総返済額がいくらになるか分からない、先の読めない怖さ」を感じていただければ幸いです。 (((゚Д゚)))

    ■参照サイト ⇒  変動金利ローンに忍び寄る未払い利息の恐怖     All About
                変動金利の未払い利息はどういうもの?     All About
                変動金利型に潜むリスク     全国銀行協会



    けもやは変動金利否定派です。 ただし、絶対に変動金利で借りてはいけない、というのではなく、「変動金利で借りていいのは、ファイナンシャルリテラシーが高く、手元資金が潤沢な人だけ」と考えます。 

    ■関連記事 ⇒ 【マメ知識】家を建てる前に読んでほしい本(住宅ローンの正しい選び方・返し方)
               【マメ知識】変動金利型住宅ローンのリスク          

    忘れられがちですが、住宅ローンは金融商品の一種です。 仕組みを理解できないものに手をださないのは、金融商品を選ぶ際の鉄則です。 固定金利に比べて複雑な変動金利の仕組みを、きちんと理解できている方はどれほどいらっしゃるでしょうか。 

    また、住宅ローンを借りて家を建てることは、借金をしてレバレッジをかけて不動産(土地・建物)に投資することと同義です。 固定型が将来の金利上昇リスクを避ける「保険」とするならば、変動型は金利リスクを取る一種の「博打」といえるでしょう。 ギャンブルが全て悪いとはいいませんが、数千万単位の借金(住宅ローン)を背負ってまでの「博打」は、貴方の身の丈にあっていますか?


    以上を踏まえ、もし友人から「変動金利で借りたいんだけど、どう思う?」とアドバイスを求められた場合の、けもやの回答を考えてみました。 借入期間・金額が (1)500万円・5年間、(2)1000万円・10年間、(3)2000万円・20年間 、(4)3000万円・30年間、の4パターンだとすると・・・

    (1)なら変動でも可、(2)は10年固定を推奨、(3)は繰り上げ返済ができるなら10年固定+変動でも可、繰り上げ返済ができないなら全期間固定を推奨、(4)なら全期間固定を強く推奨、となります。

    (2)は5年固定+変動の選択肢もあります。 10年固定金利は銀行間の競争が激しく、金利優遇の額によっては、5年固定より10年固定の方が低い場合があるので、ケースバイケースではありますが。


    ちなみに、けもや自身が借りるのであれば、(1)~(4)すべて全期間固定金利を選択します。 「ファイナンシャルリテラシーはそこそこ高いが、手元資金はそれほど潤沢でない」ので。(笑)  たとえ短期間でも、インフレバイアスがある状況で変動金利で借りるのは怖い、とけもやは感じます。 固定金利分のプラスアルファの利息は「金利上昇に備える保険料 = 安心料」ということで割り切りましょう。 

    もちろん、借りっぱなしにはしませんよ。 手元資金に余裕ができれば繰り上げ返済しますし、金利がさらに低下すれば借り換えも検討します。 実際、現在の低金利の恩恵を受けるべく、借り換え手続きを行っている最中です。 けもや家の住宅ローン借り換え(フラット35、2.6% ⇒ 10年固定、1.3%)については、完了次第記事にしますね。

    ■関連記事 ⇒ 【入居編】元金均等住宅ローンの繰上げ返済シミュレーション計算
               【入居編】フラット35住宅ローンの借り換えを検討

    ■参照サイト ⇒ 「変動型」に傾斜する住宅ローン、反転リスクに警戒感も    ロイター
                インフレ対応 住宅ローンは固定金利へ、繰上げ返済も有効   マイベストプロ
                インフレに備えて住宅購入は正しいか?   HOME'S
               日銀のインフレ目標1%で住宅ローンはどうなる?  家づくりコンサルタントの雑記帳
               総選挙の結果から見る、今後の住宅ローンの金利動向は?  〃


    では、長期金利(新発10年国債の利回り)は、現在どう推移しているでしょうか? 2012/12/06に底値(0.685%)を付けてから上昇傾向にあるようですね。 といっても、2013/01/08で0.820%ですから、依然として底値圏にあるのは変わりませんが。 

    ■参照サイト ⇒ 長期金利推移グラフ(過去1カ月・1年・10年)    日本相互証券株式会社
               新発10年国債の利回り(1990年~)    ゴールデンチャート


    以上、インフレと住宅ローンの関係について3回に分けて考察してみました。 家づくりのプラン中の方、既に入居している方、時間的余裕があるこの時期に、資金計画について今一度考えていただければ幸いです。 ^v^

    ■関連記事 ⇒ 【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-まとめ
               【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-1
               【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-2
               【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-3
               【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-1
               【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-2



    余談ですが・・・ 「インフレ対処のために資産運用が必要」とされる理由は、インフレ下では現金の実質価値が目減りするためです。 だからといって、慌てておかしな金融商品に手を出さないでくださいね。 世に出回っている金融商品のうち、9割以上は買うに値しないとされるものですから。

    資産運用ネタも掘り下げてご紹介したいのですが、時間が割けそうにないので、ひとまず過去記事をリンクしておきます。 ご参考まで~。

    ■関連記事 ⇒ 【マメ知識】家を建てる前に読んでほしい本(金融リテラシーを高める)
               【マメ知識】お金の仕組み作り(家計の見直しと資産運用)

    ■参照サイト ⇒ 「買ってもいい」運用商品全リスト   週刊ダイヤモンド マネーコラム
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    世界にひとつしかない
    「黄金の人生設計」

    「住宅ローン」賢い人は
    こう借りる!


    日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

    弱い日本の強い円

    ★持ち家を考えている段階であれば ・・・ 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」   橘玲
    ★家づくりを始めた段階であれば ・・・ 「住宅ローン」賢い人はこう借りる!   高田晶子ほか
    ★経済学の入門書として ・・・ 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 藤沢数希
    ★為替の教科書として ・・・ 弱い日本の強い円   佐々木融



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    けもやのおうち・目次 ⇒ 8. マメ知識 ⇒ 資産形成 ・ 資産運用の項をご参照ください



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    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-2

     
    インフレ率と倍率
    前回の記事では、仮に1~3%のマイルドなインフレが継続するとして、元本の何倍になるかを計算してみました。

    増える方は生活費、減る方はタンス預金として見ると・・・ インフレの怖さを実感いただけるかと思います。 (((゚Д゚)))

    ■関連記事 ⇒ 
    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-まとめ
    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-1
    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-2
    【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-3


    「仮に1~3%のマイルドなインフレが継続する」としていますが、そもそも「インフレが起こるかどうか」 「いつ・どの程度のインフレになるか」など、将来の景気・金融・財政の動向予測は困難です。

    ■参照サイト ⇒ インフレーション、 デフレーション、 流動性の罠   Wikipedia

    世間には様々な見解があって、「流動性の罠に陥っている日本では、いくら金融緩和をやっても景気は良くならない」 とか 「大規模な金融緩和と財政出動をセットで行うと、国債大増発 ⇒ 財政不信 ⇒ 国債価格急落・金利急騰、でハイパーインフレになる」などいくつかの説があります。 どれが正しいかは、今後の歴史が証明することになるのでしょうが。 

    けもやは非リフレ派の考え方に近いため、参照サイトもそちらの系統が多いです。 ご了承ください。

    ■参照サイト ⇒ 日本経済のボトルネックはデフレではない   池田信夫
               インフレで景気はよくなるのか   池田信夫
               2%のインフレ目標は可能か    池田信夫
               インフレは起こらないがハイパーインフレは起こる   池田信夫
               橋下徹氏のためのデフレ入門   池田信夫
               安倍晋三氏のためのインフレ入門   池田信夫
               安倍総裁の提唱する自民党の「焼け跡」政策    池田信夫
               規制緩和と税制改革だけが日本を蘇らせる   藤沢数希
               「アベノミクス」の基礎知識    山崎元
               金融緩和はデフレと為替に効くのか 米QEで考える  日本経済新聞 マネーコラム
               デフレ脱却の「意外な怖さ」と個人資産防衛   日本経済新聞 マネーコラム
               9月末の家計金融資産、社債が急増 日銀統計     日本経済新聞
               米国債バブル崩壊懸念と日本への波及リスク    竹中正治
               アベノミクスは、国債市場の安定を崩すのか   東洋経済オンライン
               インフレはほんとうに起こりますか?   橘玲
               日銀の金融緩和がデフレ不況を生み出した   橘玲
               通貨とモノの相対的関係    日経ビジネス

    自分でコントロールできること・できないこと
    けもやは、経済・金融関連の書籍やウェブサイトなど、関心を持って読んでいる方だと思います。 ファイナンスリテラシーは、そこそこ高い方でしょうか。 

    ですが、将来の景気・金融・財政の動向なんて、正直分かりません。 もちろん予想・予測することはできますが、当たる確率はおそらく天気予報の降水確率より低いかと。(笑)


    右図は、CFPの深田晶恵さんのウェブコラムからの転載したものです。 

    ■右図の出典 ⇒ ダイヤモンドオンライン
    史上最低金利が将来の悲劇に!? 住宅ローンの借りすぎは、 家計に「時限爆弾」を仕込むのと同じ!

    世の中には「自分でコントロールできること・できないこと」があります。 「コントロールできないことは厳しい方に想定しておく」方が無難ではないかと思います。

    なお、コラムは深田さんの著書、住宅ローンはこうして借りなさい改訂4版がベースになっています。

    以前、家を建てる前に読んでほしい本(住宅ローンの正しい選び方・返し方)の記事で紹介した、女性FP3人の共著「住宅ローン」賢い人はこう借りる!改訂版と同じく、「安易に変動金利で住宅ローンを組んではいけない」点が強調されています。

    けもやはどちらの本も未読のため、主張の仔細は分かりません。 著者のウェブコラムなどを読み「信頼できる」と判断したので、ご紹介しています。 ご了承ください。

    ■関連記事 ⇒ 【マメ知識】家を建てる前に読んでほしい本(住宅ローンの正しい選び方・返し方)
               【マメ知識】変動金利型住宅ローンのリスク          
               【マメ知識】住宅ローン金利と日本国債の関係


    では、長期金利(新発10年国債の利回り)は、現在どう推移しているでしょうか? 日本相互証券株式会社の長期金利推移グラフでは、過去1カ月・1年・10年の利回りのグラフを見ることができます。 それ以前の期間は、ゴールデンチャートの新発10年国債グラフをご参照ください。

    この記事を書いている時点では、2012/12/06に底値の0.685%を付けてから、上昇傾向にあるようです。 といっても、12/27で0.800%ですから、依然として底値圏にあるのは変わりませんが。 さて、年明け以降どうなることでしょう。


    またもや前置きで終わってしまいましたが(笑)、次回やっと本題の「インフレと住宅ローンの関係」の話になります。 結論だけいいますと「インフレバイアスがある状況で変動金利の住宅ローンを借りるのは、博打に近い」とけもやは考えます。
     
    家づくりのプラン中の方、既に入居された方、時間的余裕があるこの時期に、資金計画について今一度考えていただければ幸いです。 ^v^

    ■関連記事 ⇒ 【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-まとめ
               【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-1
               【マメ知識】インフレと住宅ローンの関係-2
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               【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-1
               【マメ知識】住宅ローン金利・借入額・総返済額の一覧表-2



    余談ですが・・・ 「インフレ対処のために資産運用が必要」とされる理由は、インフレ下では現金の実質価値が目減りするためです。 だからといって、慌てておかしな金融商品に手を出さないでくださいね。 世に出回っている金融商品のうち、9割以上は買うに値しないとされるものですから。

    資産運用ネタも掘り下げてご紹介したいのですが、時間が割けそうにないので、ひとまず過去記事をリンクしておきます。 ご参考まで~。

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    ★持ち家を考えている段階であれば ・・・ 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」   橘玲
    ★家づくりを始めた段階であれば ・・・ 「住宅ローン」賢い人はこう借りる!   高田晶子ほか
    ★経済学の入門書として ・・・ 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 藤沢数希
    ★為替の教科書として ・・・ 弱い日本の強い円   佐々木融


    世界にひとつしかない
    「黄金の人生設計」

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